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東京原発
東京原発
東京原発


山川元監督、2002

1.
東京に原発をつくると、総生産熱量の7割以上を廃棄(現在では海に温排水として捨てている)せず、コジェネレーションシステムとして給湯、冷暖房に使える。
2.
送電にともなうロス、停電のリスク(こないだもありました、東京大停電)が低い
3.
地方都市にばらまかれる原発関連予算でうるおう
4.
地方の電力を利用しない(福井、新潟の)住民にリスクを与えず、受益者がリスクをおう。
送電、発電所による景観の破壊がない
5.
原発は安全だ、もう絶対安全だ
(から東京にだってできる。しかも、結構狭い土地でもできる)

という主張は、1986年に「東京に原発を」という著書で広瀬隆が言明している。

もちろん5の括弧の外は、広瀬氏がそういってるのではなくて、Japan政府がいってるんだ。

この映画は、プロパガンダと、教育と、ギャグとパニック映画のすべての要素を程よくブレンドし、かなり有毒。しかもエンターテインメント。
世界一高い電気料金を払い,世界一の密度で原発が林立し、
かつまっとうな処理方策もないてきとーな政府(この映画でさんざんおちょくられている)の
治世にすむすべての日本国民必見ですぞ。

以下ネタバレありなので、みてない方はみてからどーぞ。
役所広司は小泉純一郎と石原都知事とクリントンを足して、それに正義と民主主義をくわえた(割ってないのに注意。濃いんだ)ような政治家の都知事。クリントン要素は、わざわざ目立つジョギングをあさやってみせるところ(浮気するところではない)、小泉、石原要素は、会議無視の独裁で、都合の悪い話には耳をかさないところ。最初彼もJapan政府の無能っぷり同様おちょくられる役だとおもったが、ちがった。最後にたしている正義と民主主義の部分が。
かれが何を企んで「東京原発!」といいだしたか、はこの映画の山なのでさすがにいわない。いや、こんな政治家がいればほんとうにいい(のか?やっぱり独裁者は排除すべきなのかはさておく)。
いちいちあげないが、登場する役上の人物がほんとにいそうだ。機密を大声で電車や車で携帯でわめきながらあるく原子力安全委員会とか、危機になったら通報してないのに協力を申し出る米軍基地とか(全部だだ漏れJapan政府のことなど簡単にわかるだろうが)。防災マニュアルがあっても危機管理マニュアルがない都、はきっと実話だし、政府の危機管理委員会に電話がつながらない、などいかにもありそう。爆弾処理班が事故渋滞に巻き込まれてはしる、とか、ついでに無線も車に忘れてくる、とか(携帯はもってなかったのか?)唯一居なさそうなのは、上記役所の都知事くらいか。
この映画は漫画のような話だが、現実が漫画のようだと気づかせてくれる。
現実はおもしろくないが、この映画は面白い。おもしろくてためになる。しかも必笑。
登場人物と核ジャックはフィクションだが、他のすべてはほぼ現実だ。
核ジャックだってそのうちありうる。六ヶ所村でおさえるか、それごと爆破するのが低コストだ。
それくらいならミサイルなくても北朝鮮にだってできそう。

広瀬氏の「東京に原発を」もおすすめ。こっちは笑えません。
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コメント
TITLE: SECRET: 0 PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456 以下ネタバレありです。みてない人はみないよーに。 終盤、中坊が核ジャックした、リストラされてドライバーになったばかりで飲酒運転中のおっさんが運転するMOXをつんだトレーラーが、暴走のあげく都庁の国旗etc掲揚台に激突して沈黙、 日本国国旗が竿ごとそのトレーラーに倒れ、弔旗のようにmoxの輸送缶を包むのが秀逸。 さらに、 都知事が都民の忘れやすさを揶揄し、この程度では脱原発、次世代の分散型コジェネレーションシステムを都民の総意で作ることあたわずと判断し、「東京に原発を誘致」の記者会見を行うラストシーン、 土砂降りの雨の中、処理班が(たぶん運ぶやつをきめるのに)じゃんけんしている前で、 おそらく竿があたったせいか衝突の衝撃で亀裂でもはいったか、mox缶のなかから青いチェレンコフ光が見え、ここで臨界が始まろうとしているのをしめしているのが、秀逸。 ハリウッドが買いにこない理由があるとすれば、 原発の新規建造はやめた米国も、余剰核弾頭処理のためプルサーマルは推進するため 政治的な圧力/逆風を考慮するためか? 中坊が核ジャックもぜんぜんありえなくない。 おととし北海道の泊原発には、山菜採り業者が侵入して捕まっている。 きっと捕まらずに帰ったことも何度もあるんだろー。
| 管理人 | 2006/08/19 7:29 PM |
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