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BUTTERFLY KISS
バタフライ・キス
バタフライ・キス


1995Michael Winterbottom監督
いたくてかなしくてうつくしい。こんな映画はマイケル ウンターボトムにしかとれぬ。
彼の監督作はいずれも捨てがたいが、なかでもバタフライキスは、マイベスト。
Cranberriesの「no need to argue」が流れる、日没の海辺でMiriamがEuniceを葬る
シーンの美しさ、
愛の結晶としての死、あるいは贖罪としての。
たぶんこれは、自己愛の映画だと思う。
ネタばれなしにこれ以上は無理。以下ネタばれありありの解析。
普通に見れば、これは連続殺人を重ねるEunice(Eunisはジュディスを探している。見つけたのがジュディスでないと殺してしまう)に見入られた善人のMiriamが、最後Euniceを殺すことで彼女の願いを叶える、というストーリーだろう。
しかし、そうは見えぬ。
場面展開は、Miriamがどこかでだれかに自供するシーンによって導かれる。警察か、精神病院か、その両方?

作中、EuniceはMiriamをme(私)と呼び、MiriamはEunisをyou(あなた)と呼ぶ。
俺は、Eunice=Miriamだと思う。
Miriamは、Euniceが作り出した自らの善なる一面。だから、Miriamは連続殺人車であるEuniceを殺さなければならない。それは、Euniceが望んだことだ。
本来の自分をyouと呼び、殺すことであらたにmeを手に入れる。

このプロットを思いついただけでM. Winterbottomは天才だと思うが、
それが美しい映像と音楽、さらに深いディテールにちりばめられた意味たちをもつ映画まで高められている。何度みてもよい。
前述したが、再度いう。海でMiriamがEuniceを、彼女の望み通りに沈めるときに流れる、
Cranberriesの「no need to argue」。夜明け、朝焼けの浜辺、引き潮、やがて満ち潮、夕焼けそしてEuniceは生け贄に。圧巻。

Eunisは自らの名の元、「ユディト書」に書かれたGiudittaのことを語る。
Giudittaについては、ここなど。絵画付き。
http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/giorgione_giuditta.html

ここに淀川長治のコメントあり
http://www.magazine.co.jp/features/movies/yodogawa/1116batafurai/home.html
http://www.sankei.co.jp/mov/yodogawa/98/980303ydg.html

彼は同監督の「日陰のふたり」は嫌いらしい。
おれは、インテリ無能者のジュードが落ちて行く様が、他人事にはおもえぬ。
タイタニックのケイトウィンスレットがやっている内縁の妻役の馬鹿/だめ、やな女っぷりも最高。
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