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焚き火大全
焚き火大全
焚き火大全

2003第1版、2004第3版

 自ら焚火道家元と称し、山で焚き火するときは常にそこらの薪で、ライター一発着火以外は敗北と見なし、家でも薪ストーブ(達磨ストーブ)で暖房と調理と給湯をまかなう私だが、正直この本の存在を知ったときは驚いた。こんなすばらしい包括的な焚き火議論をしている先人がいたとは。今すぐおごった家元の名を捨てて弟子入りしたひ。
 出色は焚き火と環境教育。今、里山環境の保全が叫ばれているが、人はわざわざ苦労してまでそうしなければいけない理由をまだ見いだせずにいるようだ。しかし、焚き火をつかって料理を行うための活動を行えば、里山に理想的な落葉かきや間伐を、うまいものを食うために楽しんでできる。すごい!いちど焚き火で丸焼きをしてみてほしい。うまさに絶句すること間違いなし。私がいた某大の生態学研究センターは滋賀の元里山、いまあれた住宅開発予定地にあった。そこにいた6年間その環境がいやだったが、最後の年、周囲の山の間伐材でサンクスギビングデーに七面鳥を焼く企画をしてくれた方がいて、その楽しさ、うまさに、そこからいなくなるのが惜しくなった。無駄な6年にもっと焚き火しておけばよかったと思った。
続きでさらに。
目次の大分類を載せる
序章 「人と火」のプロローグ
 火と人の歴史 関根秀樹
第1章 焚き火の種類と分類
 焚き火の手法による分類 吉長成恭
 焚き火の用途による分類 吉長成恭
第2章 焚き火の材料と道具
 焚き付けの種類と分類 関根秀樹
 焚き木の種類と燃焼特性 関根秀樹
 焚き火の道具いろいろ 佐野隆、関根秀樹
 便利なオリジナル焚き火道具セット 佐野隆
 焚き火の施設、設備いろいろ 関根秀樹、佐野隆、深澤光
第3章 焚き火の技術と法則
 焚き付けの集め方、つくり方 関根秀樹
 薪割りの基本と薪の積み方 深沢光
 火つけから燃焼、消火までの焚き火コントロール術 関根秀樹
 マタギにとっての焚き火の作法と意味 甲斐崎圭
 釣りと焚き火の舞台は四万十川河畔 和田正太
 焚き火奉行の大役を仰せつかって 中村征夫
第4章 焚き火のクッキング
 焚き火料理の醍醐味 村田央
 焚き火料理の基本と道具 村田央
 バウムクーヘン、ピザを焚き火で作る方法 山田隆信
 手作り丸太コンロによる料理術 山田隆信
 焚き火コンロ料理ができるまで 佐野隆
 無敵のダッチオーブン料理指南 菊池仁志
 ようこそ焚き火ランドへ 森本均
第5章 焚き火と環境教育
 焚き火を生かした雑木林の維持、保全 横井昭一
 焚き火を導入した環境教育プログラム 秦誠
 子どもと楽しむ焼き芋会 小林陽子
 学校の焚き火二話 小川朋子
 キャンプファイヤーのルールと作法 藍野裕之
 焚き火を軸にした子どもの環境教育の実践 秋山博
第6章 焚き火の文芸と絵画
 「焚き火系」文芸の人々と作品 その燃え跡めぐり 坂崎重盛
 「焚き火系」俳句二百句コレクション 坂崎重盛
 癒しの焚き火文学作品から 吉長成恭
 焚き火の絵画ミニギャラリー
第7章焚き火と現代生活
 薪を使った住宅環境の改善 深澤光
 薪の現代生活への活かし方 曽根原久司
 諸外国に見る薪のある暮らし 中川重年
 サバイバルに有効な焚き火の力 和田邦孝
 焚き火の未来 関根秀樹

上記のとおり、野外での臨時焚き火から、住宅にしつらえられた暖炉、薪ストーブまで、科学から文芸まで学際的に議論されている。
いずれおとらずユニークな章たちだけど、特に6章は他にないコンピレーションではないか?7章は未来的。
 今年は原油高から灯油、ガソリンなどが高騰している。一つは真の原油資源の枯渇の序曲として、一つは湾岸ーイラク戦争のため、最後は中国の経済成長による石油消費増大のためだ。いずれも短期的解決の道はなく、原油価格は高値を維持し、最悪高騰しつづけるだろう。しかし、それは長期的に見れば脱化石燃料社会の実現への布石となる。無計画な森林利用はかつて、そして今も森林資源の減少と砂漠化をおしすすめてきたが、日本のようなかなりの雨量のある森林国で、むしろ廃材や間伐すべき木材が利用者もなく放置されている国では薪資源利用を促進することはカーボンニュートラルへ向かう最短の道だと思う。(しかし同時に輸入材を使い捨てにするような利用はやめよう。)
 北海道では達磨ストーブが今年大ブームらしい。達磨は安くて便利(上面のリングを順に外せば小さい鍋からおおきい鍋まで直火で調理できる。最悪、でかい薪を上から放り込める)が、排ガスは直接外部に放出される、熱効率がわるい、煙突がすぐ詰まるというヶ点がある。人口密集地では公害となる可能性をもち、欧米の薪ストーブ排ガス基準はみたさない(日本には基準がない)。欧米では触媒を利用して煙を二次燃焼させ、排ガスをきれいにし、熱効率を高め、煙突にすすがつきにくい薪ストーブが主流だ。お金のあるかたはそちらも検討されたい。断然ちょっぴりの薪であったかい。ただし、上からでかい薪をほうりこむなんて乱暴なことはできない。
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