やっぱりおおかみ
ささき まき さく.え 1973福音館
天野月子の期間限定サイト月面http://www.amanotsukiko.net/main.html
(20051231まで)で、爆音生活を読んでいて、「集団を食み出した狼。」という回をみた。とたんにこの絵本を思い出した。
夏に龍谷大学の里山http://d.hatena.ne.jp/kheperer/ に、気球を上げて航空写真をとりにいったときに、協力してくれた先生にいただいた本だ。
先生は、きみみたいだといってこの本をくれた。
そうかな?
おおかみが(表紙のように、狼だけ陰で、あとのものは描かれている)、
いろんなばしょで自分と似た子をさがすが、みつからない。
最後に、なぜか気球がでてきて、とんでいってしまう気球をみながらおおかみが、
「やっぱり おれは おおかみだもんな おおかみとして いきるしかないよ」
という。「そうおもうと なんだかふしぎに ゆかいな きもちに なってきました。」
そういうことは、よくある。
無理して皆に合わせて、無理がきたときは、さくっとあきらめる。
きっと学校や職場でそんないたたまれない日々をおくる人がよんだら、
ふっとかるくなるんじゃないか?